9月13日【火】=エリザベス女王ご逝去に想う=

おはようございます。
イギリスのエリザベス女王がご逝去されました。すべての英国民に対し、哀悼の誠を捧げたいと思います。70年という長きにわたって、英国民の母のような存在として慕われてきたエリザベス女王は正式にはエリザベス2世と称され、イギリスの他14カ国の英連邦王国の君主としての地位にありました。またそれ以外にもこれらの国と自由連合制をとる国や、王室属領、共和制国家など、いわゆる英連邦には50カ国以上が名を連ねており、エリザベス2世はその連帯の象徴的な存在としてまさに英国の心そのものであったのかも知れません。

イギリス王室と、日本の皇室との交流は1869年にビクトリア女王の次男、アルフレッド王子の来日から始まり、150年にわたって天皇家は英王室をお手本に歩まれてきたと言われています。日本とイギリスはともに海洋国家として発展の歴史や、武士道・騎士道に代表される精神構造や、恥の文化など共通点も多く、ロイヤルファミリーの絆も深いものがあります。お互いに敵国として戦った第二次大戦ですが、戦争によって生じた不信を払しょくし新たな信頼を築く契機になったのは、日本の主権復権(1952年)以降、皇室が積極的に英王室との交流を図ったからとも言われています。
上皇陛下は皇太子時代に、初の外国訪問としてエリザベス女王の戴冠式に参列しておられ、その後何度も互いに訪英、来日を繰り返してこられました。また現天皇陛下も皇太子時代に2年間のイギリス留学を経験され、その後も訪英のたびにエリザベス女王から手厚くもてなされています。

日本もイギリスも、アメリカとの強い同盟の絆を持つ同士ですが、アメリカの常にポジティブなパワフルさにやや気後れするところや、アメリカ人に抱くステレオタイプな印象なども、日本とイギリスでは非常に似ているメンタリティがあるように思います。対ロシア、対中国という世界のこれからの新しい勢力地図のなかで、EUと一線を画す立場になったイギリスと、極東アジアで独自の立場を模索している日本が、共通の価値観やメンタリティをよりどころに、真に分かり合える本当の友として、新たな日英の同盟関係を築く良い機会になるのではと期待しています。

今日も一日サステナ飲んで頑張りましょう。
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