9月6日【火】リウマチと免疫ミルク【免疫ミルク研究論文シリーズ 2】

おはようございます。
迷走を続けている台風11号ですが、先島諸島を直撃したのち、再び九州に最接近し、日本海から東北・北海道まで、広い範囲に暴風と大雨をもたらしています。日本の南海上は、例年より海水温度が異常に高いため、ここを通過するうちに台風11号は、勢力をさらに拡大して最後はフィリピン沖に発生した12号を巻きこんで、Uターンするように北上してきました。このような変則台風も世界的な気候変動が関係していることは間違いないようです。

さて、今日は免疫ミルクが日本で最初に注目されるきっかけになった研究をご紹介しましょう。それはリウマチ専門医として評判の松多内科医院(東京・世田谷)で行われた臨床研究でした。複数名の患者から免疫ミルクの問い合わせがあり、調べたところ海外での臨床研究はあったが、国内での研究は見当たらず、それならということで、通院患者の同意を得て研究が始まったそうです。

71名の患者が研究に参加しましたが、3か月間継続して飲用が出来たのは39名で、60歳代が最多で、罹患期間は10年前後の方が中心でした。飲用3カ月で、58%の方が痛みが緩和し、62%で症状が改善、また58%が元気になったとの結果を得ました。(複数回答)リウマチ特有の症状である、関節の疼痛や腫脹が多くの患者で軽減したのです。

その後も飲用を続けて6か月以上継続できた20名(男性1、女性19、平均年齢63)について、血液検査などさらに詳しく調べたところ、リウマチの活動性を示すアルブミン/グロブリン比(A/G比)やC反応性蛋白(CRP)などの数値が大幅に改善していることが分かりました。これらの患者は抗リウマチ薬など、従来の治療法では効果が不十分な方ばかりでした。

免疫ミルクのリウマチに対する作用メカニズムについては、すべて解明されたわけではありませんが、免疫ミルクに含まれる多量の抗体が、腸内の病原細菌を減少させることで、腸粘膜における炎症を抑制し、さらに異常な免疫反応の発現や単球・マクロファージといった免疫細胞の異常な増殖を抑制しているのではと考えられています。また米国での研究では、動物実験によって、免疫ミルクには炎症を抑制する抗炎症活性物質が含まれていることも証明されており、これらがリウマチの関節症状の抑制、改善に寄与していると考えられています。

リウマチは、現在もその原因が良くわからない難病の一つですが、全国で70万人の患者がいると推計されており、男女比は約1:4と女性に多い傾向があります。年齢の分布は10代から見られますが、ピークは40代から50代で、多くは慢性化し、長きにわたって関節や骨に変形、痛み、腫れの症状を引き起こすため、QOLが大きく低下します。健康寿命を下げる大きな問題です。免疫ミルクはそのリウマチに対して、非常に高い確率で結果をこれまで出してきており、日本のリウマチ学会でもこれまで何度も、その研究報告がなされています。
自己免疫疾患の一つであるリウマチは、免疫ミルクにとっては最も得意とする分野なのかも知れません。今後も多くの臨床報告を期待したいですね。

今日も一日頑張って行きましょう。
よろしくお願いします。